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ブドウ品種：ピクプール

南仏モンペリエの街から15km、海からは6kmほどのAOC。地中海リヨン湾の最奥部に佇むトー湖にほど近く、ラングドックの暑さを和らげる潮風の影響により、一定の湿度を好む土着の白ブドウ品種ピクプールが生育しています。繊細ながらも海（潮）の香りとミネラル、豊かな酸味が特徴的です。ピクプールは「ラングドックのベニス」とも呼ばれ、地元トー湖は生牡蠣が有名で、至る処で生牡蠣屋レストランがあります。地元産レモンを搾り、このピクプール・ド・ピネを飲むのが休日の地中海スタイル（この一帯のレストランにはシャブリはオンリストされていません）。白ワインだけが認定された稀有なアペラシオンとして、覚えておくべきワインです。